初心者でも出来るヨガについて
ヨガと聞くと、難しいポーズがたくさんあるため、難しいイメージを持っていて、挑戦できないと考えている人が多いのではないでしょうか。
体が柔らかい人であれば、色々なポーズを取ることが出来るかもしれませんが、体が固い人達からしたら、出来ないポーズがたくさんあるかもしれません。
ヨガが難しいとか思いやる前から諦めてしまっている人が結構いると思いますが、そういった人達でもチャレンジすることが出来るヨガがありますので、今回は紹介したいと思います。
そのヨガとは、「寝ヨガ」というものです。
寝ヨガというヨガを聞いたことがないという人も多いと思いますが、「寝ヨガ」とは、名前の通り、寝ころんだままヨガを行うことを言います。
寝ヨガも他のヨガと同じように、さまざまなポーズを取りつつ、腹式呼吸を行います。
腹式呼吸は、呼吸を全身に行き渡らせます。
これを行うことで、細胞が活性化して、新陳代謝も活発になりますし、これも繰り返すことで、精神的な安定をもたらしてくれるのです。
ストレスが溜まってしまい、イライラしやすい人は、ヨガを行うとストレスを解消することが出来ると思います。
ストレスを感じてしまうと、食欲をコントロールしている満腹中枢と空腹中枢のバランスが崩れてしまいますが、ヨガをしていることで、崩れてしまったバランスを元に戻し、食べ過ぎずに、肥満を防ぐことも出来るのです。
寝ヨガでは、呼吸の仕方がとても大切になります。
寝ヨガでは、静止ポーズから10呼吸が基本的で、息を吐きだすことから始めるのがポイントになります。
そして息を吐きだす時には、老廃物を吐き出すように意識しながら行うといいでしょう。
逆に息を吸う時には、新鮮な酸素と生命体エネルギーを体内に入れることをイメージしながら、鼻から息を吸い込みます。
ポーズをキープするごとに、「鼻から息を吸って、口から息を吐く」という呼吸法を1呼吸として、そして1ポーズごとに10呼吸を行っていきます。
寝ヨガはいつするといいのかというと、朝目が覚めてすぐに行うといいでしょう。
そしてどうしても無理をしてやってしまう人がいますが、ヨガは無理しないで、自分が出来る範囲で行うことが大切なポイントになります。
またヨガをするのであれば、お酒を控え、寝る2時間前には必ず食事を終えることが大切になります。
では、寝ヨガではどのようなポーズがあるのかを少しだけ紹介します。
1つ目は、くつろぎポーズです。
やり方は、仰向けで横になり、足を肩幅と同じ程度に開き、両手は体から斜め45度くらいに開いて伸ばします。
そして目は軽く閉じて、息を吐くときに少しずつ体の力を抜いていきます。
この時は、自然に呼吸するだけで大丈夫です。
さまざまなポーズを行う合い間に、このくつろぎポーズを取り入れてあげると、全身が緩み、血行も良くなりますので、試してみるといいでしょう。
2つ目は、ワニポーズです。
やり方は、仰向けに横になり、両手は体と直角になるように手を伸ばし、手のひらは床に付けます。足は膝をお腹にくっつけるようにして曲げます。
呼吸は天井を見ながら、鼻から息を吸い、ゆっくりと膝を横に倒し、顔は膝を倒した反対側に向け、そのポーズをキープしゆっくりと息を吐いたあと10呼吸します。(膝は床に付かないように!!)
ですが辛い人は、膝を床に付けてやっても大丈夫です。
そして息を吸いながら初めのポーズに戻し、一呼吸してから、反対側も同じように行います。
このワニポーズは、脇腹の筋肉を刺激するので、引き締め効果があります。
3つ目は、コブラのポーズです。
まずうつ伏せに横にいなり、かかとを直角にしてつま先を床に置きます。
手のひらは脇腹のあたりにおき、脇をしめます。
この時の呼吸の仕方は、お腹がへこむまで口から息を吐きます。
そして手のひらだけを床から離し、気持ちいいと感じる所まで上体を起こします。このとき、脇をきゅっと締め、肩甲骨を背骨に引き寄せるのを意識します。
呼吸は、鼻から息を吸いながら行い、その状態で10呼吸します。
コブラポーズは、肩甲骨周りの筋肉を刺激するので、背中についた無駄肉を取るのに効果があります。また腹筋も鍛えることが出来ます。
このように寝ヨガは、寝ながら行うことが出来るヨガなので、誰でも比較的に取り入れることが出来るかと思います。
またあまり時間がないという人でも、いつもより少しだけ早く起きてヨガをやるようにするといいのではないでしょうか。
そしてヨガというのは、続けることで効果を得ることが出来るので、自分が出来る範囲で無理なく行うようにして行き、しっかり続けていきましょう。
もし無理をして行ってしまうと自分自身が辛くなってしまい、続けられなくなってしまうので、無理をしないことがポイントになります。
これも見て寝ヨガを取り入れてみようかなと思った人がいるのではないでしょうか。
寝ヨガには、今回紹介したポーズの他にも違うポーズがありますので、気になる人は、これを機に寝ヨガについて調べ、試してみてはいかがでしょうか。